column

コラム

フジテレビ「ザ・ノンフィクション」に白い部屋が取り上げられて

新宿2丁目ニューハーフショーパブ白い部屋です。

2018年夏にフジテレビの「ザ・ノンフィクション」で白い部屋の特集をしていただきました。再放送もされてお店を知っていただくきっかけにもなりました。

その時のことを振り返って、スタジオ出演したオーナーのコンチママにお話を聞いてみました!

そもそもノンフィクション出たきっかけは?

 

白い部屋には様々な職業の方がいらっしゃいますが、マスコミ関係者も多く訪れますね。これまでもテレビ出演のお話は各方面から何回かお声かけいただいていたのだけど、ずっとお断りしていたの。テレビに出ることにはあまり乗り気ではなくて。でも、とてもお世話になっている方の頼みということもあって、最後の最後には出ることに決めたの。

 

どうしてテレビに出ることを避けていたのですか?

 

意外に思われるかもしれないけれど、私はあまり目立ちたがり屋ではないのです。学歴も褒められたものではないし、語彙にも自信がないしね。それに、テレビって視聴者の感情を揺さぶるような苦労話や悲劇的な話を取り上げたがるけど、そもそも白い部屋は楽しんでもらう場所でしょ。だから、そういう取り上げられ方をして暗い話になってしまうのも本意ではないのね。

 

なるほど。だからテレビには抵抗があったのですね。では意を決して出演し、その後の反響はどうでしたか?

 

反響はすごく大きかったですよ。テレビの効果ってすごいなと思いましたね。ただやっぱり番組の中では店の子の苦労話とかうちの子が亡くなったことが強調されていて、それがメインみたいに取り上げられていたけれど、もっと別のところも掘り下げて欲しかったという気持ちもありますね。

 

コンチママとしては、どういうところを掘り下げて欲しかったですか?

 

お店としての白い部屋の理念や姿勢などを伝えて欲しかったですね。お店の子には、誠心誠意お客様のことを想ってとにかく楽しい時間を過ごしてもらえるように接客して欲しいと絶えず伝えているんですよね。お客様に対する感謝の気持ちも忘れないでほしいということも言い続けています。

やっぱりオネエとかニューハーフっていうと、その言動や振る舞い、キャラクターが先行してしまって、そういうところばかりが注目されてしまうのかしら。もちろんこっちも狙ってやっているところもあるから何とも言えないけどね。でも白い部屋が50年も続いてきたのはそういうことだけじゃなくて、私たちのお客様への想いや接客の姿勢があってこそだと思っているのね。純粋にお客様に楽しんでもらいたいという想い。本当にこれまでの50年間、誠心誠意ということだけは変わらず伝え続けてやってきましたから。

それがやっぱりテレビになると、テレビ映えのする部分ばかりが取り上げられてしまうなという感覚はありましたね。オネエやニューハーフはやっぱり苦労しているな、みたいに映ってしまうのもちょっと抵抗はあったりしたわ。

とはいえ番組にしていただいたことにはすごく感謝しています。知っていただくきっかけにもなっているし「番組を見て来ました!」と言っていただけるとすごく嬉しいですしね。

 

番組を見てお店で働きたいと応募された方はいましたか?

 

応募に関しては、テレビで取り上げられる前から常にたくさんあるわね。応募してくる子は個性を生かして表現者として活躍したいという願望があるようね。それももちろん大切な部分だけれど、私たちはあくまで接客業ということも忘れないように言っているわ。誠心誠意接客をして、お客様に気持ちよく帰っていただくという意識が強い子と一緒に頑張っていきたいですね。

・・・

一貫して変わらないお店の姿勢、お客様への想い。

テレビでわかることはほんの一部分に過ぎないのですね。コンチママが守り続けている“誠心誠意”の接客を体験するために、新宿2丁目の白い部屋に足を運んでみては?